その感じよくわかる

 天漢先生⇒宋学が嫌い: 天漢日乗

何が嫌いと言って
 宋学
が一番嫌いだ。漢学はインド学の基本的手法と馴染みがよいので抵抗なく受け入れられるのだが、どうしても宋学は好きになれない。朱熹が嫌い、というのが大きい。

 宋学がどう変形するのかというのが日本思想史に重要で、もちろん研究もされているのだろうが、丸山眞男とかのフレームワークから見えてこないように思える。仁斎の童子問などでも、うひゃぁこれは、実はべたに宋学なのではないかと思った。
 日本人にはなにか朱子が好きになれないものはあるのかもしれないが。
 が、というのはあれはあれで、現代中国人にもわかりやすい思考法なのかも。