そのまま通せたらお見事

 ⇒長妻厚労相:「分限免職」職員 年金機構に採用せずと明言 - 毎日jp(毎日新聞)

 長妻昭厚生労働相は23日の記者会見で、懲戒処分歴があるため社会保険庁解体に伴い「分限免職」となる予定の同庁職員について、「消えた年金の問題に懲戒処分歴のある人がかかわるのはいかがなものか」と述べ、来年1月に発足する日本年金機構に採用しないことを明言した。省庁間の配置転換や民間企業への再就職あっせんなどで職員の雇用確保を図る。ただ、民主党の支持母体の連合は同機構で再雇用するよう求めており、「しこり」を残しそうだ。

 連合幹部は「事前に何らかの相談があって当然だ」と不満を漏らす。日弁連も昨年12月、「閣議決定は労働法制や国家公務員法に抵触する疑いがある」との見解を示した。今後、分限免職対象者が国を相手取り地位確保を求める訴訟を起こす可能性もある。

 この問題は、現状の路線だと、あの愚かなマニフェストが反故になってよかっただし、この分野では明白に政権交代なんて意味なかったということだけど、こうした政権交代前の正常化に戻るのはよいことだと思う。
 でも、たぶん、無理なんじゃないか。
 というか、年金の新構想自体が事実上頓挫するということではないのか。