毎日社説 社説:雇用創出10万人 介護を希望の仕事に - 毎日jp(毎日新聞)

 完全失業者が361万人もいるのにどうして介護現場は人手不足なのか。給料の安さや資格制度の壁がよく理由に挙げられるが、若者にとって介護の仕事で得られる報酬は生活できないほど安くはなく、資格がなくても介護施設で働いている人は大勢いる。問題は、結婚して子どもができてからも一家の生活を支えられる見通しが立たない給与体系や、資格取得で得られる専門性と報酬や社会的評価が連動していないところにある。

 ちょっと放言でもしましょうかね。
 若い人に介護の仕事をしたいですかと本音が出そうな状況で直接聞いてみるといいと思う。多少カネになってもやりたくはないと言うだろうと思う。
 それは毎日新聞が言うような給与体系の問題ではないだろう。見通しや専門性・社会評価というのは曖昧だが、それもちょっと違う。単純に、そんな仕事やりたくないですと若い人は言うだろうと思う。
 若い人がやりたくなるような仕事、というか、その内的な促しを社会の活力に生かすような施策を採らなければ社会は生き生きはしてこない。
 もうちょっと言うと、若い人は自分を表現したいし、また若さが感じられるようなコミュニケーションの場が欲しいものだ。
 毎日新聞の社説子も若い日があっただろうと思う。その無謀で愚かな日々の情熱を少し思い出すほうがいいだろう。
 
追記
 ⇒はてなブックマーク - 毎日社説 社説:雇用創出10万人 介護を希望の仕事に - 毎日jp(毎日新聞) - finalventの日記

nozoooo 「自分を表現する」は要介護者とのコミュニケーションで、「若さが感じられるようなコミュニケーション」は同僚とのそれで実現してます♪ 以上、現場から。 2009/10/24
tamamusi 社会, 労働, 福祉, 人生, job 若人が仮に、自分でやるのも嫌じゃ!外人を入れるのも嫌じゃと申すのなら、どないせいっちゅうんじゃあ〜!海外の若人は賃金さえ良ければ嬉々として来日するぞい。プ 2009/10/24

 ぶくまコメントによると、私の考えが間違っていたようだ。若い人は希望をもって、介護現場に迎えるようだし、また、海外からも援助してもらえそうだ。民主党の政策が若者の明るい日本を切り開きそうだ。