松尾さんのそこなんだけど

 韓リフ先生⇒『一般理論』にあるただ一つの経済政策 : 2009-09-23 - Economics Lovers Live#p5

さてこの「古典派理論」(伸縮的貨幣賃金、伸縮的=受動的貨幣政策)への批判を踏まえたうえでの、ケインズの政策(リフレと固定的貨幣賃金政策)をどうもフォーマルにきちんと定式化したのが、松尾匡さんの(僕をネタにもしているw)今日の置塩モデルの解説であるようだ*2。

 なんだけど、それがあれ。

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対話でわかる痛快明解 経済学史: 松尾 匡
 この本の要所なんではないかと思ったのですよ。
 この本、いわゆる入門書みたく書かれているけど、そのあたり、ちょっとぎょっとしたのだけど、自分ではうまくまとめ切れていません。単に思い違いかもしれませんが。
 ⇒『脱貧困の経済学』と最低賃金問題と置塩モデル

早い話が、将来の賃金が上がると予想されたならば、それに備えて機械化を進めるために、今の設備投資が増えるということです。

 このあたりもですね。