民意にマジレス、聞いたよ

 これね⇒livedoor ニュース - インターネットラジオ特別番組「民意にマジレス 〜ネット論客が新政権にもの申す!〜」
 お二人とも語りがうまいというか、びっちり間を埋めていくので、しらっとした空気をあちこちパッチされている印象はある。批判というのではないが、弾さんは意外に思いをうまく言葉にしづらい人ではないか。表層的な形式的な語り上手のウラに、なにか言語プロセスとして語り下手が潜んでいてところどころで、言葉に、妙な言い方だが、失語的に詰まっていた。私もそうだがアスペルガー的ななにかはあり、そのあたり恐らくマクロ的な理解のフレームワークと、あと一種のサービス精神的な道化の精神で補っているのだろう。おそらく兄貴的に慕われているが、身近で支える人がないとつらいタイプの人なのではないかなと思った。池信先生は語り、内容、間の取り方、すべてにおいてプロだった。宮台さんを神保さんが使うようにうまく支える人がいたらそれだけでメディアになる才能だろうと思ったが、逆にこうした人を支えるのは難しいだろう。番組としては、開票に合わせてやるリアルタイム性はなくその点は企画が甘いように思えた。この逸材を二人選び出して2時間を詰めたのはすごいなとは思うが、というか、広告取れよというのと、Twitterを活かせばよいのに。