朝日社説 民主圧勝 政権交代―民意の雪崩を受け止めよ

 おや、意外と冷静な。

 では、それが民主党政権への信頼となっているかと言えば、答えはノーだろう。朝日新聞世論調査で、民主党の政策への評価は驚くほど低い。期待半分、不安半分というのが正直なところではあるまいか。

 社説としては意図してないのだろうが愉快な話が続く。

 やるべきことは三つある。
 第一は、政治と行政を透明化することである。与党になれば、官僚が握る政府の情報が容易に入手できるようになる。それを洗いざらい総点検し、国民に情報を公開してもらいたい。

 第二に、政策を具体化するにあたって、間違った点や足りない点が見つかったら豹変(ひょうへん)の勇気をもつことだ。

 第三に、国家戦略局行政刷新会議をはじめとする政権の新しい意思決定システムを、人事態勢を含め着実に機能させることだ。

 全部はずれ。やるべき3つのことは、

  1. デフレ対策
  2. 日米同盟の明確化
  3. 雇用のための財政出動