このネタ知らない人がいるのか

 思った⇒はてなブックマーク - 食料自給率100%の世界 - Chikirinの日記
 ⇒食料自給率100%の世界 - Chikirinの日記
 このネタ、この分野の人には、終戦時の日本の食料自給率100%だった話として、よく知られている。(海外から食糧が入らなければ、自給率は100%になりますよ。)
 それより、食料自給率ってEU諸国では公的に計算していないのに、日本の農水省が代わって概算して出しているだけなのな。そのほうが笑える話だと思うが、まあ、ネタに仕立てないと面白くはないか。
 

追記
 どうでもいいといえばいいんだけど、この手のぶこめは典型的な誤解ですよと思うと思うので、というか典型例として。
 ⇒はてなブックマーク - このネタ知らない人がいるのか - finalventの日記

sauvage finalvent, 政治, コメント欄, 保守主義 米欄怪しい発言。第二の敗戦の原因=プラザ合意論は不況が長期化してから文春周辺で流行した物。バブル崩壊に先行する好景気には語られていない。また国民国家ではなく民族国家と。

 「第二の敗戦の原因=プラザ合意論は不況が長期化してから文春周辺で流行した物」はsauvageさんの御意見。私は別の考えを持っている。というか、文春周辺については知らない。「バブル崩壊に先行する好景気には語られていない」もそう。「また国民国家ではなく民族国家と」は、nation stateの訳語の問題。
 ⇒国民国家 - Wikipedia

国民に纏め上げる際には民族としてのアイデンティティーが重要な要素となった。

 ということ。
 ただ、私としては、「国民国家」はnation stateの訳語として的確ではないと思っている。というのは、中国でもそうだけど、ウイグル族は「中国国民」なわけね。トルコのクルド人も「トルコ国民」。そういう国民というのは、民族国家としてのnation stateから帝国的な逸脱で出てくるもの。このあたりの両義性は、ナショナリズムの両義性にも関係している。
 ついでに。

Midas 米欄。最近「日本はフランスやイギリスの様な国を目指すべき」意見をよく聞く。言及先のブ米にも書いたが昔の日本は中国にとっての今のキューバみたいなもの。あの敗戦もプラザ以降のそれも全く順当な位置取りの結果 2009/08/21

 「昔の日本は中国にとっての今のキューバみたいなもの」は台湾。対ソ、冷戦の構造でもあった。まあ、それは別の話。ここで持ち出す話とは違うと思うが。