そういえば「足跡」の読みだけど

 「あしあと」と読んでもよいし、「そくせき」と読んでもよい。
 なぜ両方か。
 あれかな、千字文の文選読みかな。
 というか、文選読みの影響か。
 「家跡」は読みで意味が変わる。
 「傷痕」は両方読みがあるな。意味は同じ。
 というあたりで思うのだが、戦前には「傷跡」はなかったのではないか、というか、これって戦後の「傷痕」の当用漢字制限による宛字なんじゃないか。
 あ、字引を見ると言い換えになっていて、なんかそれっぽいな。
 ある年代では「傷痕」の代わりには「傷跡」を使わないのではないか。