日経社説 政権狙う民主党公約への期待と疑問 : NIKKEI NET(日経ネット)

 ばらまきの典型例が農業だ。戸別所得補償で農業を再生し、食料自給率を高めるというが、旧来のコスト構造を変えずに日本の農業の競争力は向上するだろうか。自由貿易協定(FTA)の締結推進も掲げたが、その際は農産物の市場開放問題も避けられない。規制改革や税制改革を含め、経済活性化策は力不足だ。
 郵政民営化の見直しも懸念材料の一つだ。小泉政権の改革路線に背を向ける意図があろうが、「官から民へ」の流れを逆戻りさせるのでは、民主党が主張する公益法人の整理などの路線と相いれない。

 これは⇒読んでも意味わかんないんだよねこれ - finalventの日記
 ほいで。

 多くの疑問も浮かぶ。第一に日本経済の地力を高めて配分の元手となるパイを増やす成長戦略をどうするか。「世界の中の日本経済」に対する視点も欠けている。

 これが民主党マニフェストで見えなかったなとは思った。