朝日社説 asahi.com(朝日新聞社):社説 2009年7月8日(水)/ウイグル騒乱―弾圧しても安定はない
背景にはイスラム教徒のウイグル族と多数派の漢族の、根深く鋭い対立がある。建国60年を迎えても、中国当局は民族問題に本腰を入れて取り組んでいない。それどころか結果的に対立をあおっているようにさえ見える。
そうも見える。
ウイグルを中国を手放すことはない。また、民主化もないだろう。今回の中国の動きはなんだろうか。
これが中国人と呼ばれる漢ナショナリズムにどう見えるかという、メディアの戦略かもしれない。
話はずれるようだがイランの暴動はどうも報道されない部分に巧妙な仕掛けがあったようだ。西側の仕掛けではなく、体制側のIT制御だ。TwitterやYouTubeのような子供だましで見えなくなるが、巧妙に体制側もITを駆使していたようだ。中国も同じだ。ITは途上国においても自由のツールではなくなりつつある。