朝日社説 asahi.com(朝日新聞社):社説 2009年7月4日(土)核の番人―天野大使に期待する

 途上国の中には「日本が米国に近すぎる」との懸念もある。米国が不拡散対策で途上国に新たな注文をつける公算が大きいと見ているのだろう。こうした懸念にも配慮しつつ、オバマ大統領と協調していかねばならない。米国との人脈も厚い天野氏の手腕に期待したい。
 天野氏はあくまで国際機関のトップであり、日本を代表するわけではない。それでも、IAEAの強化をはじめ、核不拡散の前進に向けて積極的な役割を担うことで、政府は新事務局長を支えるべきだ。この朗報を日本の外交力アップにもつなげたい。

 日本人だからって日本とは関係ないよ。潘基文が韓国人だというのが国連に関係ないように。
 いろいろ評価もあるだろうが、エルバラダイはよくやっていた。得難い人材であったな。