爆発音がした 純正finalventの日記の場合

 音は大きかったが、こもるような鈍い音だった。
 私の印象に過ぎないが、単純にテロなど、意図的な爆発を狙ったものではないのではないかと思った。
 あるいは、意図的に爆破させたものかもしれない。私の周囲の人はうろたえている。
 私がこうした爆音をリアルに聞くのは初めてなのだが、なぜか既視感のように過去に聞いたような思いがする。なぜだろうか。雷鳴からの連想だろうか。
 いずれにせよ、これだけ大きな音がするのだから、なんらかの騒ぎにはなっているだろうし、騒ぎ以上に被害が出ているかもしれない。
 とはいえ、とりあえず私には関係ないので、爆音とは逆の方向に、さもなにも無かったように過ぎていくことにしよう。
 多かれ少なかれ人生というのはそういうものだ。爆音を聞いてもの思いにふけっているというのは生きていることだし、生きているということはとりあえず生きていくことだ。
 そして爆音を聞いたなど言ってもせいぜいはてなダイアリーのネタになるくらいだし、なにかとネタを見つけては他者を貶めたい人の視線のなかで、また誤解されるんだろう。
 
inspired by 爆発音がした ・・・・ finalventの日記の場合
 人から知らされて知った。
 言葉の端だけ寄せ集めたんだろと思うし、それはそれでご苦労様。私がどう思考するかというのはよくわかってないっぽい、というか、文体というのは思考のクセなんで、それが表現されてない感じがした。ので、上がお手本ね。
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I11 大爆笑。書いた人うますぎる。枝葉末節な議論、粘着質で陰気な文体、何重にも張り巡らされた予防線、加齢臭に満ちた愚痴などid:finalventの特徴がうまく表現されている秀逸なパロディ。 2009/05/10

 読解力ないというより、慌ててネタに飛びつくいつものことかな、大愛おばさん。
 
追記
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anigoka 「こ、こんなの俺じゃないからね!プンスカ」感ありありでワラタ 2009/05/10

 いや、そういうふうに理解されているんだなというのと、ネガコメが多いかな、オレ嫌われているなと思った。
 文体を読み込む能力が全体的に低下している感じもしたけど、まあ、そこまで自分の文章に対する自己愛的なものはないかな。

godfrey はてな, ネタ, ブログ モノマネ自体に悪意は感じなかったけど、モノマネを賞賛する声に悪意の混じってるものを感じてちょっとショック、とかそんな感じだろうか。 2009/05/10

 そんな感じかな。「悪意」というより、普通に嫌われているなあ、オレ、という感じ(そんなに考え過ぎんなよもあるだろうけど)。そして、そういう他者からの嫌悪に向き合うとき、「鏡の法則」じゃないけど(いやまったくそうじゃないけどね)、自分が世界に投げかけた悪意とか嫌悪感をバランスよく回収しているんじゃないかなとなんとなく理不尽だけど思う。というか、バランスが合っているほうがよい気がする。ちょっと迷信的だけど、自分が世界や宇宙に悪い物ばらまいてそれ相応の因果応報のバランスを受けてないと、どっかでバランスのツケがくるような感じがしている。
 ネガコメ吐きまくるかに見える人というのは、その人が受けたものに対する世界のバランスというのもあるのかもしれないなともちょっと思う。

sauvage finalvent, はてな 自分の声を録音して聞くとはじめはこれが自分の声かと驚くもの。だから歌手はヘッドカムつけてマイクで拾った声だけ聞いて練習する。発話された言葉も人格から切り離される。こういう事で疎外感感じてるとは意外。 2009/05/10

 録音した声というのは他人が聞いている声というのはわかるのです。しかし、の事例は私が書いたものが受け取られた、ある客観像というのとはかなり違うのではないかと思います。理由は2つ。1つは、これは「爆音がした」という、文章なら供えるトピックの統制または思考の流れに失敗しているというか、そもそもそういう企図で書かれていません。2つめは、文体模倣というよりごくべたな切り貼りでしかないということです。なので、それを「これが外化された自分なのだ」と意識するのは、疎外感以前のことではないかな、と。そして、ここで「お手本」を書いてみたけど、これ、私の「素」で書いているのではなく、finalventという人はこういうふうに考えて言葉を紡ぐという疎外の例として書いてみた、つまり、それなりの客観表現だったのですよ。