繰り返すこと

 ⇒ゆとり世代の未来が明るいただ1つの理由

わたしたちは、平成の大不況による「ロストジェネレーション」の次の次くらいの世代です。失われた時代に幼少期を迎え、ファミコンがすごく古めかしいシロモノに見えて、物心ついたときはITバブルで、小中学生からカメラ付きケータイを持ち、ハチロク世代以上に情報機器と融和した生活をしてきて、受験勉強をしながらサブプライムの崩壊と世界同時不況を眺めてきた、という世代です。

 もしかするともっとすごい歴史の本性といったものをいつか見ることがあるかもしれないよ。

 さて、その、わたしたちゆとり世代の未来(「日本の未来」とも言えますが)は非常に明るいものであると思っています。
 理由はとても簡単です。
 わたしたちが社会に出る頃には、すでに団塊の方々が引退してくれているからです。
 現在50〜60代の彼らが、団塊ジュニア層に日本の「支配者ポスト」と「既得権益」を渡すその瞬間が、日本が変わり始める瞬間になるのです。わたしたちが生きる日本を地に落とし、ロスジェネを生み、現在の社会問題の大半を生み出したのは、団塊の世代です。

 まあ、似たようなことを団塊世代が戦中世代に言っていた。私は子供ながらにそれを見ていた。そしてそれがどのように終わるかを見ている。
 歴史はたぶん繰り返す。
 その愚かさを見えるころ私はこの世界はいないと思うけど。