朝日社説 パキスタン支援―安定への道のりは長いが : asahi.com(朝日新聞社)
日本にとっては、イラクに代わってアフガニスタンにテロとの戦いの重心を移そうとしているオバマ政権を、側面から支える狙いもある。
NATOの関係がポイントなんですけどね。朝日はこの問題、根幹がわかってないかネグっている模様。
まず、巨額の支援が本当にパキスタンの安定に結びついているかどうかを厳しく検証し、国際社会の意思に沿った努力をパキスタンに促し続けることだ。支援が草の根の人々に届かず、政権の腐敗を助長するようなことになるなら、過激派や反対勢力を利することになり、かえって事態を悪くしかねない。
インドとの積年の対立を和らげる方向にも貢献したい。日本はインドやイランなど周辺の有力国とよい関係にある。安定への道のりは長いが、そのための国際環境づくりに協力すべきだ。
また、核兵器を捨て、不拡散の国際的な枠組みに加わるよう働きかけを続けなければならない。核やミサイル技術をめぐる北朝鮮との疑惑もある。そのままにすることは許されない。
文字数足らずで結論を足したかな。しかし、ここまで「正論」が書けるのも能力ってものかな。
「支援が草の根の人々に届かず、政権の腐敗を助長するようなことになる」かどうか、まあ、内情わかっているかもしれないけど、どういうふうなカネの渡しになるか調べてみるとよいと思うけど。