なんでマクロバイオティックスなんかやっていたかって?

 以前も書いたけど、また。
 ちょうど一人暮らしを始めたころで。
 海が近くて、魚とかがおいしかったので、当初は魚とか食っていて。
 で、肉とかは苦手で。というか、肉を食うのがいやで。生き物を殺して食うのはやめたいなとずっと思っていた。
 魚もそれなりに血とかどばどば出て生臭いので、そうだな、オレ、ヴェジタリアンでいいじゃんとか思った。で、なんとなくマクロバイオティックスとか米国文化経由で知っていたしみたいなのりで、菜食を始めた。
 そのうち、これってきちんとやったらどうなるんだろう?と思って、卵も乳製品もやめた。(生ゴミとかすごく減る。)
 これ、やっていると、なんというか、逆の麻薬というのじゃないけど、どんどん、動物性ものが食えなくなる。
 河口慧海もそうだったけど、肉食の人が近づくと、臭いと感じられるようになる。
 まあ、そんな感じ。
 そして、マクロバイオティックスってそれなりにいろいろ食に工夫をするし、今まで食ったことのない食もあって、のめりこむみたいな。三育フードとかも。
 で、30にもなって失恋とか5年以上も引きずったけど、遊び仲間には事欠かなかったし、でも、一人の時間も多くて、自然食レストランや菜食レストランやインド料理、精進料理とかよく食い歩いた。
 ここおいしいですよ⇒未来食アトリエ風
 まあ、おもしろかったです。
 体重は50kgを割りそうになった。友だちから即身成仏と言われた。あんた死ぬからやめてとも言われた。(風邪は引きづらくなる。疲れやすさは変わらない。頭は冴えない。)
 で、そのままそういう人生だったかもしれないけど、転機があって、なんというか現世に戻ってきた。
 その揺り返しというわけではないけど、エスニックとか食って、スプラッタ料理もよく食べるようになった。沖縄で暮らしたときも、本土の人はこれ食べられないでしょうと言われたものは、全部食えた。台湾料理と同じ食材じゃん、みたいな。
 最近はさすがに蜂の巣トマト煮とか食えませんが。