朝日社説 G20サミット―結束し暴風に立ち向かえ : asahi.com(朝日新聞社)

 特に内容もないのでスルーでいいのだけど、この標題「結束し暴風に立ち向かえ」のセンスはなんとかならないのかね。

 21世紀に入って、世界経済のグローバル化は一段と加速した。これを推し進めたのが米国の金融力と、世界中からモノやサービスを買い込む借金体質だった。米国への輸出で世界各国が稼ぐ。輸出でためた資金が米国へ流れ込み、再び世界中へ投資される。盤石に見えたこの体制は「金融帝国」とすら呼ばれた。だが、米国を震源とする金融危機ですべてが暗転した。

 まったくわかってないわけでもないだろうけど、問題はだから、中国や日本の貯蓄体質(つまり国外投資退出)でもあったのだけどね。バーナンキ僧正もちゃんと言っているのだけど、日本ではあまり指摘されないみたい。ついでにいうと、なぜかガイトナー案も日本ではあまり話題になってないみたいだが、どうかな。あれがわからないとG20がわからんのではないかとも思うが、当方もよく理解しているわけでもないのでなんとも。