ほんとまったくわかりませんね

 韓リフ先生⇒『文藝春秋』「日本最強内閣」大アンケート : 2009-03-11 - Economics Lovers Live

実際にありがちなのは、自民・民主双方に政治的な期待感の点で低迷したまま総選挙をむかえ、そして与党側がぎりぎり勝ってしまい、そして民主の方が割れる、というシナリオが最も現実性が高いようにも思える。これは「西松建設ショック」のショックをたとえ、小沢退任で切り抜けても変わらないような気がする。なぜかといえば、民主の代表は本当に特定人物のたらいまわしになっていて、またもや岡田氏の名前があがっている程度で新味に欠ける。顔が新味に欠けてもいいのかもしれないが、肝心の経済政策を中心とした「政権とったら何をやるか」がまったくわからない。わかる人はいるのだろうか?

 ほんとまったくわかりませんね。

まあ、それは与党がこのまま続いても同じではあろう。なぜ同じかは、与野党いずれが政権をとっても。経済政策の中身が官僚のお膳立てでしかないからだが。だから官僚にもうけがいい与謝野三位一体大臣に期待が与野党ともに集まるのである。与謝野三位一体大臣の選挙区には公務員の支持が欠かせない、それゆえ官僚レディメイドな政策への「理解」に長けているのは十分理解できる。それに乗ろうとしている与野党の政治家は実に多いのだが。

 概ねそうだと思うのだけど。
 もしかすると、今回の小沢バッシングの狙いは与謝野潰しというか小沢=与謝野連合の潰しかもしれないので、案外、ナベツネが苦虫なのかも。
 与謝野を潰したいと思っている勢力がでどこなのかよくわからないけど、これもさらに仮定を重ねると、意外と麻生は小泉以上の強権を狙っているのかも。
 余談。
 今月の文春はなにかと面白かった。

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文藝春秋 2009年 04月号 [雑誌]