感慨深い

 竹熊先生⇒たけくまメモ : 人生の「節目」について

俺はこれまで、何回か人生の「節目」だなあと感じたことを経験していて、それは例えば20歳の頃の「家出」と「学校中退」をワンセットで経験したことだったり、29歳の頃に「サルまん」を連載したことだったり、41歳で「離婚」したことだったり、44歳で「ブログ」を始めたことだったり、46歳で脳梗塞で入院したことなどですが、今度は48歳にして初めて「定職」に就くわけでして、俺の人生はいったい何なんだと思わないでもありません。

では、大学の先生になって何をやるのか? という話については、今、まさに来月発売の「ちくま」の原稿として書いております。

俺としては、出版で食い詰めたから大学に「逃げる」つもりはありません。というか、出版界ではやりたくてもできないことがいろいろありますので、そのぶん「大学でできること」に期待をしているわけです。

 なんとなく自分なりにわかる部分はあるけど。
 大学の先生はしんどそう。
 私も以前は、代講、講習会講師、専門学校講師、大学講師とかやったもんだけど、先生業できるのは40代半ばが限界かな。
 というか、自分にぜんぜん向いてないし、能力もないなと思うし。