増田の神学論

 ⇒「神の存在」を信じていても科学者にはなれると思う

「神の存在」を信じていても、科学者にはなれると思う。科学的な態度の否定に繋がるのは「神に頼れば問題が解決する」という「神頼み」を信じているかどうかであって、「神の存在」を信じていても、「これまでの経験から考えて、神に頼っても何もしてくれない可能性の方が高い」ということを同時に信じていれば、科学的な態度を堅持できると思う。

 日本人は神というのを万能の召使いだと思っている、と山本七平が言っていたことがあった。
 実際の日本史を見ると神は祟り神が多い。
 江戸時代になると道教的に富裕を願う信仰も多くなる。