日経社説 「かんぽの宿」不可解な凍結

 十分な証拠も示さず政治の圧力で入札結果を覆す総務相の姿勢は全く納得できないが、「公明正大な手続きだ」といいながら、満足な説明もなく簡単に折れた日本郵政西川善文社長の姿勢にも問題がある。

 「自分」という言葉は今日では一人称のように使われているが元来は、「自らの分」であり、自分を知るならこの手の話は慎むか、それなりの公への私なきことを説いてからすべきだろうと思うが。