街の消費の風景

 このところ、機会があれば、各種スーパーとか見ている。別にマーケッターなわけでもないし、それでメリットがあるわけでもないのだが、人々の暮らしがどう現場でシフトしているかがわかって面白い。
 印象だと、消費はけっこう活発。そんなわけないと思うけど、見た目はそう。ただし、高額商品は売れていない。
 ざっくり見た感じ、人は暇を持て余して、ちょっと気晴らしショッピングという印象。
 スーパーはさくさく売れ筋に変わっている。で、これもざっと見ると、お手軽健康志向とお手軽クッキング系が増えたなあと思う。けっこう呆れた商品もある。ご飯パックが売れているのもなんだかと思うけど、そのバリエーションまであった(中華おこわとか)。冷凍食品は活発というふうでもない。
 百均が微妙。変化の度合いがいろいろある。たぶん、在庫の関係ではないかな。ただ、総じて打って出ているという印象があって、やっぱりデフレだよねという感じ。
 デフレとか暗い世相に、みんな退屈している感じで、安い物よりも、その場、その場の時間の楽しさに支払うという印象。逆にいうと、家族というのが鬱屈しているのかな。