またこれ

 ⇒“使えない奴”を足切りする為の面接テクニックについて - シロクマの屑籠(汎適所属)
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 ついでに以前の⇒履歴書のこと - finalventの日記
 で、と。
 最近、使えない奴を足切りみたいな現場にいないので、私もだいぶボケが入っているかと思うけど。
 結論からいうと、使えない奴を足切りみたいな面接が必要する現場はしんどいですよ。落ちたらほっとするくらいでいいかと思う。
 で、できる人や、そのくらいの気概というか、パニックに耐えられるような人材が、そこいらの面接でうーろうーろしているってことはないですよ。できる人はそれなりに、普通にできているから。
 で、と。
 最近、世間を見ていて思うのは、というか、これから不況突入なんで時代は変わるかもしれないけど、基本的にデフレ、産業低迷の時代になると、穏和で平和な人がビンボでサバイブっていうのが大切になると思う。(仕事の価値が、人生の価値との関係で、個性に合わせて自然に相対化されると思いますよ。人は自分で生きて死んでなんぼなんで。)
 ちょっと誤解されるかもしれないけど、ワークシェアリングできそうな人がよいということになるかも。
 別の言い方をすると、人柄のいい人、普通に空気に馴染んでいる人がよいと思う。つけたすと、貯金のできる人かな(つまり浪費をセーブできる人)。
 企業としても、そんな優れた人材手に入らないの知っているし、そんな人材を必要とするビジネスはそれなりにしんどいですよ。
 で、とがった人はとがり続けていられるならいいけど、普通そういかないですよ。企業もそれなりに存続しているところならそう思う。
 だから、協力することで個人よりちょいマシのパフォーマンスが出るような仕事場とかチームとか作ってなんとかやっているわけで、というか、能力のある人はそこにいる意味ないんだし。外注化しますよ。それは普通に仕事をしていたら、30過ぎくらいで、身の振り方で出てくると思うけど。
 なので、そういう普通に協調とかできる、普通に人柄のいい人が、企業に必要になりますよ。
 特に、対面的な場だと、あ、この人いいなと思う人が、じわっと戦力になる。
 あの、なんつうか、たとえばレジで並ぶとき、普通はレジなんて誰でもいいやってことに見えるけど、いや、仮説だけど、実は、人柄で作業のパフォーマンスに差が出ているんじゃないか、と、そんな気がしていますよ。宅配はリスクとの関連で差が出始めていると思うし。
 ユニクロとかでも、ちょっといいかたが悪いけど、小デブのやさしいお姉さんの店員とかグーですよ。
 尖った人は異動がめんどくさい。その分、企業はコストがかかる。そのコストをかけてもやっちゃうという職場は、しんどいもんですよ。