朝日社説 チベット問題―いまこそ対話の好機だ : asahi.com(朝日新聞社):社説

 微妙な社説。

 しかし、中国はやはり、チベット社会で幅広い支持を得ているダライ・ラマとの対話を進めるべきだ。
 ダライ・ラマの73歳という年齢を考えて、対話を先送りするという思惑も一部にある。だが、それでは両者をつなぐパイプがつまり、強硬派を勢いづかせて再び騒乱を招きかねない。来年はチベット動乱から50年という敏感な時期でもある。
 日本政府はチベット騒乱後、欧米のように大声ではなく、静かにねばり強く中国に対話路線を説得した。「メンツを大切にした日本外交が功を奏した」という声が中国内で出たほどだ。日本流の働きかけを続けるべきだ。

 その間ひどい虐殺が進んだのだけどね。