日経社説 実務派を核に経済再建めざす米新政権

 債務が膨らんだ消費者や金融機関を中心に、米国は大規模なバランスシート調整を迫られている。その過程では需要の大幅減少は不可避で、金融安定化策と併せて、財政面からの下支えは欠かせない。急増しそうな失業者の救済策も求められる。
 一方、経済悪化に伴って政策対応が内向きになることは避けるべきだ。サマーズ氏やガイトナー氏は市場経済自由貿易を重視する穏健中道派。保護主義や行きすぎた市場への介入とは一線を画すとみられる。

 たぶんね。