栗栖さんは、
栗栖さんは、信念をもって言っていたものだった、つまり公的な意識があったのだろうから、解任されてもしかたないなと思った
⇒栗栖弘臣 - Wikipedia
1978年7月、「週刊ポスト」誌上で「現行の自衛隊法には穴があり、奇襲侵略を受けた場合、首相の防衛出動命令が出るまで動けない。第一線部隊指揮官が超法規的行動に出ることはありえる」と有事法制の早期整備を促す“超法規発言”を行う。これが政治問題化し、記者会見でも信念を譲らず、同様の発言を繰り返したため、文民統制の観点から不適切として、時の防衛庁長官・金丸信に事実上解任された。
解任は当然だろう。
それこそ、シビリアンコントロールを否定している。
そして。
栗栖の発言から25年後の2003年6月、有事法制の第一段階といえる武力攻撃事態対処関連三法が成立、有事法制の基本法である武力攻撃事態対処法が施行された。
2004年7月19日、心筋梗塞により死去。享年84。
思想信条は別として、個人的には、公を通すという意味では見事な人だったなと思う。