朝日社説 減税財源―埋蔵金でも国債でも同じ : asahi.com(朝日新聞社):社説

 うぁ、朝日新聞が読売新聞になっちゃった。朝日新聞ってもうすこしましな経済認識を持っていると思っていたのだけど。

 各種の特別会計にある準備金や積立金が、埋蔵金と呼ばれている。
 準備金が余ったら、毎年の予算には使わず国債の返済にあてる、と基本的に法律で定められている。家計の例から考えれば当然のことだ。
 それを減税などの財源に使う。国債には頼らないので、財政の健全性は保てる。与党はそう言いたいようだ。民主党埋蔵金を活用する考えだ。
 だが、埋蔵金の流用も、国債の追加発行も、負担を将来へ先送りする点ではまったく変わらない。準備金を減税に流用しても、あるいは流用せず国債返済に使って減税のため国債を発行しても、国債残高は同じだからだ

 「国債残高は同じ」ってそこが問題じゃないでしょ。誰がそのカネをグリップしているかということ。
 読んでないわけないんだがな。

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新「霞が関埋蔵金』50兆円リスト」高橋洋一  文藝春秋 2008年 09月号 [雑誌]
 これも⇒清和政策研究会 政策委員会2007
 そしてこれ。
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日本は財政危機ではない!: 高橋 洋一