僕が若い頃って暇だったな
とか、秋空を見て思う。なんであんなに暇があって、暇が苦しかったのだろうか。
なんもすることがなくて、じっとしていられない、そういうのも若さだったのか。
そういえば、携帯電話なんてないし、テレビは昔もそうだけど、それほど若者文化でもなかった、というか、深夜ラジオを聞いていたか。
ラジオにはがきを書くとかね。私はファンレターを書いたことはないけど、中学生の時、詩を送ったら、放送されたことがある。その放送のときは風邪で寝て、ある女の子から、あれあなたの詩?と言われた。思い出すと、その子は、中学で一番の美人だった。私はこの手の美人に関心ない。が、この年こいて思い出すと、その子は私になんか一目を置くというのではないけど、ちょっと変わった接しかたしていたかな。まあ、でも私が関心ないのだものな。
おばかな話にずっこけたが。
よく神保町で一日潰した。古書店も面白かった。
秋葉原でも一日潰した。そして神保町までひょろっと歩いていた。
東京に帰ってきてから思うけど、若い時、いったいどんだけ都内を歩いているのだろうと思う。
六本木から新橋や渋谷でも歩いていたな。まったく。
新宿や四谷でも一日潰した。何していたんだろ。
渋谷とかは半日。
誰かと一緒だったかという記憶はない。
大学生のときガールフレンドはいたけど、本屋が嫌いで、なので、私は困ったという記憶はあるが、どういう人だったかの記憶もなくなりつつある。
茶店とかにも一時間くらいいたものだった。
そういえば、先日スタバのソファで失念30分くらい昼寝してしまったみたい。年?
ルノワールとかでよく寝たものだったな。
マイアミというゲーム喫茶も行った。今でもあるのか?
そういえば「純喫茶」っていう言葉はいつ消えたのだろうか。っていうか、私が若いころにすでに、なんだそれ?ではあったが。
墓場巡りもよくやったな。取り憑かれように墓場を巡った。
人間って死ぬものなんだなというを確かめたいような。
今思うと墓場巡りはそれなりに歴史の勉強にはなったな。
話を戻して。今でもネットとかなければその分は確実に暇なんだろうな。
昨日買ったシムシティクリエイターでもやるかな。とかでどうしようもない暇みたいのはなくなっていくわけか。せわしないし、うるさいし。