日経春秋 春秋(9/5)
このコラムは秀逸。
日本事情に詳しく、いくつかの社会派作品もある外国人ドキュメンタリー映像作家が嘆く。日本の政治や社会問題を深くえぐるような作品をつくり、世界の人に見てもらいたい。しかし本国のテレビ局などから求められるのは面白おかしい話ばかりなんだ、と。▼彼個人の力不足とはいえない。英国出身で日本での生活歴が長い新聞・雑誌記者、コリン・ジョイス氏は著書「『ニッポン社会』入門」で「恥ずかしながら」と語る。英紙の特派員として書いた記事は「政治についてよりヘンな出来事について書いた方が多いと白状しなければならない」。▼踊るロボット、花見、オタク、原宿、カルト犯罪、下着自販機。各国の東京特派員はそんな「キワモノ記事」を本社から求められるという。硬派の記事は歓迎されない。「
文脈がどこにあるかわかんない人には秀逸さがわからないかも。
あと。
⇒極東ブログ: [書評]「ニッポン社会」入門 英国人記者の抱腹レポート(コリン・ジョイス)