産経社説 【主張】アフガン拉致殺害 テロの現実を直視したい - MSN産経ニュース
このため、NATOは増派を決め、国際社会は復興支援額を積み増そうとしている。そうした流れの中で、日本だけがインド洋での給油活動から撤退したらどうなるか。戦線離脱とみなされよう。しかも、それは国内の偏狭な政治的思惑が原因とあれば、国際的信用を失うこと必定だ。
“丸腰”であるボランティアたちの活動も、治安が確保されなければ続けようがない。伊藤さんの遺志を継ぎ、NGO活動を守るためにも、いまは現地での治安確保、テロとの戦いに全力を再結集するときである。
ちょっと感情的に反応してしまうのだけど、伊藤さんの死をこうした議論に結びつけてしまうのは冒涜という感じがする。NGO活動の有効性と、インド洋上給油活動の議論は別でしょ。