思い出すこと

 ⇒恋人と一緒に暮らすことになった
 昔のことになるけど、朝電車のなかで男女の同僚に会った。並んで座っているので、おはようと声をかけるとなにか動揺していた。二人とも同じ路線だったのかなと思っていた。
 その後、二人が同棲しているという話に驚いて、ああ、あのときはそういう次第だったのかと思った。
 というか、そういう光景を見ても、二人が同棲していると気が付かない若い日の俺であった。