日経社説 雇用・能力機構を独法改革の突破口に

 機構は京都府関西文化学術研究都市に「私のしごと館」と称する広大な施設を保有している。若者に職業体験をしてもらう場との位置づけだが、機構の組織全体にも職員1人ひとりにもコスト意識が乏しく、有効に活用されているとはいえない。同じような役割の民間施設と比べても非効率さが際立つ。こうした実態が報じられ、しごと館の廃止論が政府内で高まった。
 約580億円の建設費は労働保険特別会計の事業主負担から出したものだ。毎年の運営費赤字も同会計で穴埋めしている。厚労省では厚生年金や国民年金の保険料を管理している特別会計の資金を社会保険庁がさんざん無駄遣いしていた。旧労働官僚による特別会計の無駄も似たり寄ったりの面があるわけだ。

 まあ、日経さんが言うにはいいけど、図にのって市民がネットでいうとろくなことはないよ。