悲惨の量子的現象

 とか言って大した話ではないですよ。
 暴走車とか見ていて、ああ、こいつら事故死の確率上げているな、この内、数名は数年以内に死ぬな自業自得、とか、なんとなく思う。そう思うことで、自分の怒りをなだめているというのもあるのかもしれないけど。
 やりちん話とか増田で読んでいて、こいつらの幾人かは、HIVで見捨てられて死ぬんだろうな。そんとき、やりちんを後悔しても遅いよとか思う。そう思うことで以下略。
 で。
 こういう、やめろやバカ的状況っていうは、自滅の確率を上げるわけだけど、それって確率的事象であって、暴走やり通してのうのうと爺になったりやりちん通してのうのうと以下略というのが、その集合内ではマジョリティ。
 こういうとき思うのですよね。
 こういうオバカ自滅っていうのは量子的現象だなと。
 一定の確率レベルがあがるというか、ある状況下で可視になって波動がコラプスして、おバカの末路が観察可能になる。
 大気汚染とかでも、個人の視点から見ているとそれほど毒性はないから毒性はどうでもいいよなは一面で、で、この先トンデモ発想になるけど、そいう大丈夫だ毒性も一定の全体量を超えると量子的に可視になるんじゃないか。
 で。
 あるいはパラレルワールド的な問題か。
 自分なんか、50歳にもなって生きているわけですよ。これなんか、なんというか、限りない阿呆なパラレルの意識側面、つまり、俺思う故に俺あり的な現象であって、パラレル的にはおバカの報いはあるんじゃないか。
 っていうか、それが老いってことか。
 
追記
 言うまでもないけど、量子力学的な現象だ、とかそういうこっちゃなくて、比喩的にということですよ。科学的な根拠とかじゃなくて。
 明日の雨の確率は30%というとき、その明日はたいてい降らない。でも、降る明日もあるから30%になるわけで、降った日にはなんとなく、波動関数のコラプスみたいな感じがするっていうこと。感じだけね。
 
追記
 洒落元だけど。もしかしたわかってない人がいるかもなので、波動関数と重ね合わせっていうか経路積分ね。
 ⇒波動関数 - Wikipedia
 ⇒重ね合わせ - Wikipedia
 ⇒経路積分 - Wikipedia

経路積分の発想では、始点と終点を結ぶ経路は無数にかつ大域的に分布している。それら無数の経路の合成(計算的な意味での合成)が求める結果となる。計算結果は通常の量子力学と一致する。

 人生の悲惨の確率ってなんかそんな感じ。つまり、それら無数の経路の合成(計算的な意味での合成)が求める結果というか。まあ、そんな感じっていうことなんだけどね。
 それが量子力学的にそうなのだ!とか言いたいわけじゃなくて、ただの洒落ですけど。