これね

cover
官僚との死闘七〇〇日: 長谷川 幸洋
 もうちょっと期待していたんだけど。

ところが、国益を掲げながら、じつは既得権益を温存し、「省益」に最大価値を置く官僚支配の真実を、著者は知り過ぎてしまいます。そして決定的な出会いを経験します。「官僚すべてを敵に回した男」高橋洋一です。

 ということで、高橋洋一乱闘伝みたいな話で、本人の本以上の話はあまりなかった。

この本には多くの実名が登場します。著者もはじめて自らの存在を明かし、実名で語りました。覚悟の上の刊行です。財政制度等審議会臨時委員や政府税制調査会委員等、多くの政府委員を務めたジャーナリストにして、ここまで官僚機構中枢の内情を描いた本が、かつてあったでしょうか?

 そこが一番期待だったのだけど、腰が引けてる感じだった。
 政界再編はそうかな。
 まあ、悪い本ではないけど、まずは高橋洋一の本が優先かな。
 ⇒極東ブログ: [書評]さらば財務省! 官僚すべてを敵にした男の告白(高橋洋一)
 ⇒極東ブログ: [書評]霞が関埋蔵金男が明かす「お国の経済」(高橋洋一)