うーむ、なんかね(シビリアンということ)

 弾さんね⇒404 Blog Not Found:シビリアン必読 - 書評 - 戦争における「人殺し」の心理学

民と兵が分かれている国における民、すなわちcivilian(シビリアン)=有権者は必読の一冊ではないかこれは。

 弾さんの英語の語感というか、知識というか(教養というとなんか上から目線批判をこっちがバッシング受けそうなんで言うのはためらうけど)、に、ときたま首を傾げるんだけど、これとか。
 これって「すなわちcivilian(シビリアン)=有権者」という理解。
 あのですね⇒civilian - Definition from the Merriam-Webster Online Dictionary

civilian
Main Entry: ci·vil·ian
Pronunciation: \sə-ˈvil-yən also -ˈvi-yən\
Function: noun
Date: 14th century
1: a specialist in Roman or modern civil law
2 a: one not on active duty in the armed services or not on a police or firefighting force b: outsider 1
— civilian adjective

 つまり、シビリアンというのは、日本人だと「シビリアン・コントロール」とかの言葉語感が強いけど、Merriam-Websterみたいなべたな辞書がわかりやすく書いているように、"one not on active duty in the armed services or not on a police or firefighting force"っていうことで、この説明もちょっと曖昧に読めちゃうけど。
 ようするに、軍施設内で働いているだけど軍人じゃない人というのが、シビリアンという言葉の最初の語感なんですよ。
 日本には軍がなくなちゃったから、このシビリアンというステータスの意味が通じづらいと思うのだけど。
 
追記
 Cobuildを引かれたume-yさんのコメントがわかりやすいです。
 ⇒http://d.hatena.ne.jp/finalvent/20080803/1217716824#c1217755397
 
追記
 ⇒はてなブックマーク - うーむ、なんかね(シビリアンということ) - finalventの日記

2008年08月03日 ryokusai word むしろ1の定義の方が興味深い。誰かここからシビリアンコントロールを論じてみてくれないものか。

 それは別の話題。