読売社説 株券電子化 タンス株は名義確認しよう : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 ところが、株主が自宅などに保管している「タンス株」の場合は、株主の権利が失われる可能性もあるので注意が必要だ。
 特に問題なのが、購入後に株主の名義を書き換えず、他人名義になっている株券だ。
 他人名義のまま電子化に移行すると、本当の持ち主とは別人が株主として記録される。無効になった株券だけでは株主だと証明できない。相続や譲渡されたことを証明する書類も要る。
 家にタンス株がある人は、株券の裏を見て、名義を確かめるべきだ。自分の名義にしておかないと、面倒に巻き込まれかねない。
 さらにタンス株は自分名義でも、電子化の前後1か月ほどは市場で売買できなくなる。電子化前に証券会社に口座を開いて預ければこうした不便も防げるが、電子化の2週間前から、株券の預け入れはできなくなる。
 締め切り直前は、証券会社の窓口が混雑しそうだ。早めに対応した方が良いだろう。

 良社説かな。洒落にならないことになるよ。