なんだかなあ
⇒asahi.com(朝日新聞社):「異常行動とタミフル関連なし」 1万人調査で厚労省 - 社会
インフルエンザ治療薬タミフルをめぐり、18歳未満の患者約1万人を対象に飛び降りなど異常行動との関連を調べていた厚生労働省の研究班(班長=広田良夫・大阪市立大学教授)は10日、「服用との関連はみられなかった」とする報告を公表した。
調査結果では、07〜08年にインフルエンザで受診した9715人について解析。タミフルを服用した7487人のうち、異常が現れたのは11.9%の889人。一方、服用しなかった2228人でも12.8%の286人に異常があり、割合は変わらなかった。
⇒タミフル「処方差し控え」根拠薄く : NIKKEI NET(日経ネット):社会ニュース−内外の事件・事故や社会問題から話題のニュースまで
タミフル服用と異常行動の関係を検証していた厚生労働省の疫学調査は10日、因果関係を否定する結論となった。「10代への処方差し控え」を続ける根拠は薄くなり、薬事・食品衛生審議会は今年の流行が始まる前に10代への処方解禁を決めるとみられる。世界的な大流行が懸念される新型インフルエンザ対策の柱でもあるタミフルを10代に使えない、という「矛盾」は解消されることになる。
⇒タミフル:服用と異常行動、関係示す結果なし−−厚労省部会 - 毎日jp(毎日新聞)
また、10代の使用を中止しても、異常行動の発生率に変化がなかったことから、「タミフルの使用中止によって異常行動が減ったわけではない」との見解を示した。
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2005年⇒極東ブログ: タミフル副作用報道雑感
2006年⇒極東ブログ: タミフルと大淀病院問題と報道
2007年⇒極東ブログ: タミフルについて世界保健機関の現状の見解