えらいこっちゃ

 ⇒NHKニュース 牛肉問題 韓国労組が運動強化
 あえて全文引用するよ。新聞社系ではよくわからないしNHKはすぐ消してしまうし。

7月2日 7時39分
 アメリカ産牛肉の輸入再開をめぐる混乱が続く韓国では、最大の労働組合連合が、2日、輸入再開への反対を訴えるゼネストを行うほか、ソウル中心部での抗議集会に組合員を動員することにしており、混乱が拡大することも予想されます。
 韓国では、政府がアメリカ産牛肉の輸入再開を決めたあと、先週から検疫が始まり、1日からは一部の小売店で販売も再開されました。しかし、輸入再開に対する国民の反発は根強く、ソウル中心部では抗議集会が繰り返し開かれ、先月30日からはキリスト教の団体も参加しています。こうした中、60万人余りの組合員を持つ韓国最大の労働組合連合で、たびたび過激な行動をとってきたことで知られる「民主労総」は、2日、全国一斉にストライキを行う構えをみせているほか、3日以降、ソウル中心部で開かれる抗議集会に、毎日、数万人の組合員を動員する計画です。「民主労総」のイ・ソケン委員長は、1日、記者会見で「独善的でごう慢な姿勢を続ける政府に対して、さらに強硬な闘争を行う」と述べました。ソウルでの抗議集会は、先週末に一部の参加者が警察と激しく衝突したあとは大きな混乱は起きていませんが、労働組合の組織的な参加によって、再び混乱が拡大することも予想されます。

 半月前というか2008.06.18⇒【社説】組合員はスト反対、指導部はゼネスト | Japanese JoongAngIlbo | 中央日報

民主労総の内部ですら「今回のゼネスト宣言は相当数の個別事業場の反対意見を無視したまま強行されるもので、後遺症が深刻になる」という憂慮が出てきている。 金属労組傘下事業場の現代車の場合、スト賛否投票で全体組合員の48.5%だけが賛成票を投じた。 半分を超える組合員がストに反対したのだ。 しかし民主労総の指導部は「現代車は金属労組の一つの支部にすぎないため、反対比率には意味がない」と言ってゼネスト宣言を強行した。 傘下労組全体組合員の70%がストに賛成したというのが民主労総の主張だが、投票率の裏面をのぞくと現代車と同じく反対組合が多い。 双竜(サンヨン)自動車など20余の組合が反対した。
こうした投票結果をもとにゼネストを進める場合、誰からも当為性は認められない。 民主労総と傘下労組のホームページには、すでに政治スト推進に対する抗議と非難があふれている。 民主労総は現実を直視しなければならない。 闘争の名分もほとんどが偏見と誤算に基づくものだ。 民主労総委員長はあるインタビューで、公共機関私有化反対が労働運動の延長とし、その理由を挙げた。 公共機関が私有化されれば公共料金が3−4倍上がるため、傍観できないということだ。 しかしこうした主張は、ミネラルウォーターで日常生活のすべてを解決する場合に必要となる金額であり、とんでもない話だ。 無理に言い訳をしようとせず、本心を語らなければならない。