朝日社説 欧州統合―草の根の不安を超えて : asahi.com(朝日新聞社):社説
朝日が社説に出してきたのはずいぶん遅れた。
EUの外交や税制は主権が尊重される分野であり、反対派の主張の根拠は薄い。ところが国民の間には、統合が自分たちの独自性を押しつぶすのではないかとの不安がある。国民投票ではそんな草の根の感情が噴き出したのだろう。
残りの加盟国で批准の手続きを進めつつ、アイルランドをどう説得していくか。国民の不安に応えるような決議をEUとして採択するなど手を尽くしたうえで、再び国民投票にかけるよう求める声が早くも出ている。
ここは時間はかかっても、アイルランド国民の理解と支持を得る地道な努力を続けるしかあるまい。
こういうのがポジショントークというのかな。
執筆子はフィナンシャルタイムズとかも読んでいるだろうに、こんな低レベルな社説を書くなんて。
あるいはそういう流れが出てきたというのだろうか。私にはそう見えないのだが。
どうも情報認識、朝日の社説子間違っているようだが。
⇒asahi.com(朝日新聞社):EU首脳、リスボン条約批准について10月再協議を提案へ - ロイターニュース - ビジネス
ただ、批准手続きの継続に難色を示しているチェコへの配慮から、未批准国に手続きの継続を求める文言は入れず、「EU理事会は19カ国がリスボン条約を批准し、その他の国では批准手続きが継続すると理解している」とするにとどまった。
草案はまた、アイルランドで前週、同条約の批准が明確に否決されたことを受け、「EU理事会は状況を分析するためさらに時間が必要という認識で一致した」とし、10月の定例首脳会議で同問題をあらためて協議するというアイルランドの提案を受け入れると付け加えた。