朝日社説 社会保障改革―首相の本音が聞きたい : asahi.com(朝日新聞社):社説

 医療や介護を充実させ高齢化が進んでいけば、政府の支出も増える。一方でいくら予算の無駄を削っていっても、いずれ社会保障を支えるために増税が必要になるだろう――。そうした考え方は理解できる。
 来年度中には、基礎年金の国庫負担を3分の1から2分の1へ引き上げるための財源も確保しなければならない。増税問題は避けて通れない局面にきている。
 だとすれば、福田首相は方針をはっきりと打ち出すことだ。
 地方分権を進め、公務員制度を改革する。無駄遣いをなくし、政策に優先順位をつけて予算全体の配分を変える。それでも足りない分は増税を考える。それらをセットにして目標を明示し、政府・与党のかじ取りを定めないことには、迷走するばかりだ。
 国民が聞きたいのは首相の本音である。首相が率直に語ることで、次期総選挙の争点も明確になるはずだ。

 ということで、朝日新聞の「本音」は増税ということか。
 と、本音が語れるわけもないじゃないですか。くだらない勧進帳