読売社説 「国籍法」違憲 時代に合わない法を正した : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 法務省は、国籍法の改正を迫られる。日本での居住歴など、我が国との結びつきをはかる新たな尺度を早急に検討しなければならない。国籍の取得を目的とした「偽装認知」の対策も必要になってくるだろう。
 同様の境遇の外国籍の子どもは、日本国内に数万人いるともいわれる。今回と同じくフィリピン人の国籍が争われた訴訟で、最高裁は2002年、合憲判断を示し、出生後の認知だけでは日本国籍を認めなかった。
 その後6年で最高裁は新しい判断を打ち出した。変化する社会情勢に法律が合致しているかどうか−−。そのチェックが最高裁に課せられている重い責務である。

 ここはクリップ。
 読売も立法府には触れていない。