チベット問題について中国様いわく

 ⇒ダライはあらゆる祖国分裂活動を完全に停止せよ

 ダライは単なる宗教者ではなく、祖国分裂活動に携わる政治亡命者だ。最近拉薩で発生した暴行・略奪・破壊・放火の重大な暴力犯罪は、ダライ集団の分裂本質を再度存分に暴露した。
 私たちは関係国の政府および国際社会に、ダライの分裂本質を見極め、彼およびその分裂活動にいかなる支持も提供しないことを望む。
 今回の事件はダライ集団があらかじめ計画して策動したものであり、ダライ集団はその罪の責任から逃れられない。調査の進展に伴い、関係証拠がさらに大衆に公表されるものと信じている。

 ⇒ダライは祖国を分裂させる政治亡命者

 ダライは単なる宗教者ではなく、宗教の表看板を掲げ、長年世界で祖国分裂・民族団結破壊活動に携わっている政治亡命者だ。
 ダライは第1に、西蔵チベット)が歴史的に中国の一部であることを認めず、西蔵は中国に占領された国家だと称している。第2に、西蔵の現行体制を認めず、これを転覆して再度別のものを敷くとしている。第3に、中国領土の4分の1近くを占め、歴史上存在したことのない「大チベット」の樹立を堅持している。第4に、「大チベット」からの中国軍の撤退を要求している。第5に、蔵(チベット)族以外のすべての者を「大チベット」から転出させようとしている。ダライ集団のいわゆる「チベット亡命政府」は「亡命チベット人憲章」において、西蔵に「連邦民主自治共和国」を樹立するとしている。
 ダライの十数年来の言動は、彼が未だ真に分裂の主張を放棄せず、分裂活動を停止していないことを示している。拉薩で発生した暴行・破壊・略奪・放火の重大な暴力犯罪事件は、ダライ集団が入念に画策・煽動したものであり、ダライ集団の分裂的本質を再び暴露し、またダライ集団の揚言する「平和」「非暴力」の虚偽性と欺瞞性を暴露した。(編集NA)

 ⇒温家宝総理「中国政府が西蔵への文化的ジェノサイド」はデマ中傷

 最近、拉薩(ラサ)を中心に西蔵で暴行・破壊・略奪・放火事件が発生した。この事件において、ごく少数の者が無辜の市民に傷を負わせ、甚だしくは死に至らしめた。その手段は非常に残忍なものであり、彼らは車両や公共施設を打ち壊し、民家や商店、学校を焼き払った。この事件は拉薩市の正常な社会秩序を著しく破壊し、拉薩市民の生命と財産に甚大な損失をもたらした。
 私たちは、この事件がダライ集団が組織的・策謀的・入念に計画・煽動したものであることを証明するに十分な事実を握っている。これはダライ集団が一貫して標榜してきた「独立は求めない」「平和対話」との言葉が全くの嘘であることを一層暴露した。偽善的な嘘は鉄の事実を覆い隠せるものではない。

 ⇒拉薩の暴行・破壊・略奪・放火事件、外交部の会見

 これら不法分子の行為は「平和的なデモ」などではまったくなく、暴力犯罪である。彼らは無辜の民を無闇に殺し、その手段は残忍であり、西蔵各民族人民に極めて大きな憤りと厳しい非難を呼び起こした。西蔵自治区の関係当局が法に基づき処置を行ったのは、完全に、社会の安定を守り、国家の法制を守り、西蔵各民族人民の根本利益を守るためのものである。処置の全過程において、法執行人員は極めて強い自制を保った。今回の事件はダライ・ラマ集団の分裂的な本質、およびその揚言する「平和」「非暴力」の虚偽性と欺瞞性を再び暴露した。私たちは関係国が事実を尊重し、是非をはっきりさせることを希望する。

 ⇒西蔵自治区主席、拉薩の暴力犯罪事件について語る

 14日午前11時頃、一部の僧侶が小昭(ラモチェ)寺で勤務中の人民警察を石で攻撃した。その後、一部の暴徒が八廓街(バルコル)に集結を始め、国家分裂のスローガンを叫び、暴行・破壊・略奪・放火活動を公然とはたらき、事態は急速に拡大していった。
 不法分子は拉薩市街の主要通りに面した商店、小中学校、病院、銀行、電力・通信施設、報道機関などに暴行・破壊・略奪・放火をはたらき、路上の車両を焼き払い、通行人を追って殴打し、デパート・通信拠点・政府機関を襲撃し、現地住民の生命と財産に重大な損失をもたらし、現地の社会秩序を深刻に破壊した。
 今回の事件の発生は、実際には3月10日に一部の不法分子が不法に集結して起こした騒動に遡る。これら不法分子は公安・人民警察の制止を聞かず、「西蔵独立」のスローガンを叫び、勤務中の人民警察を挑発し、罵り、棒・小石・匕首を用いて暴力的な攻撃を行った。
 わたしが現在把握している状況によると、今回拉薩で発生した暴行・破壊・略奪・放火暴力事件で、暴徒は車両計56台を破壊・放火し、無辜の市民13人を焼き殺し、あるいは切り殺し、公安・人民警察は数10人が負傷、うち4人が重傷を負った。武装警察は61人が負傷し、うち6人が重傷を負った。暴徒は300カ所余りに放火し、民家・商店計214棟を焼き払った。

 ⇒14日に拉薩で発生した暴力事件の模様(動画)
 動画⇒http://tv.people.com.cn/GB/14645/25059/7028351.html
 
 ⇒西蔵は史上最良の発展・安定期にある(1)--人民網日文版--2008.03.20

過去数年は、西蔵の発展の歴史において極めて非凡なものであり、西蔵はまさに史上最良の発展・安定期にある。最近拉薩(ラサ)で起きた暴行・破壊・略奪・放火の暴力犯罪事件は西蔵の社会秩序と社会の発展・安定を著しく破壊するもので、これが人心を得ることはない。

 ⇒西蔵は史上最良の発展・安定期にある(2)

 西蔵自治区共産党委員会・政府は法によって効果的な措置を講じた。拉薩情勢はすでにほぼ平穏を取り戻している。私たちには、西蔵社会の安定を守り、西蔵各民族人民大衆の生命と財産の安全を守る能力が完全にある。西蔵の安定と調和を破壊しようとする極少数の者の企みは人心を得ず、必ず失敗するに違いない。
 私たちは事実を根拠とし、極少数の不法分子による暴行・破壊・略奪・放火事件の真相を存分に暴露し、ダライ集団による祖国分裂・北京五輪破壊の企みを暴露しなければならない。(編集NA)

 ⇒西蔵は史上最良の発展・安定期にある(3)

 最近西側の一部の政治屋やメディアが、がやがやと再三騒ぎ立て、「平和的なデモを暴力で鎮圧しないよう中国政府に希望する」だの「人権を尊重しなければならない」だのと口にしていることに、わたしは留意している。こうした無責任な発言は、今回の事件の真相に対して見て見ぬふりをするだけでなく、下心をもって黒白を顛倒させ、暴行・破壊・略奪・放火の重大な暴力犯罪行為を「平和的なデモ」と言いくるめ、法に基づく私たちの処置を「暴力的な鎮圧」と言いくるめるものであり、まったくもって憤慨ものだ!
 世界のどの国が、どの政府が、拉薩のような暴行・破壊・略奪・放火事件の発生を前にして、いささかも関心を払わず、一般市民の生命と財産の安全も顧みず、暴徒たちが調和ある安定した社会秩序を破壊するのを、安定し団結した非常に望ましい情勢を破壊するのを傍観していることができるのかと聞きたい。間違いなくこれは、いかなる国であろうと容赦のできぬことだ!
 政府と警察の職責は、人民大衆の生命と財産の安全を確保する、つまり安定した穏やかな社会局面を確保することであり、これが私たちの天職なのだ!

  
 ところでそんなダライに英国皇太子が会談予定なのだ!
 ⇒ダライ・ラマ、5月に英皇太子と会談 国際ニュース : AFPBB News