日経社説 天安門事件を連想させるチベット情勢

 北京では5日から全国人民代表大会全人代、国会に相当)が開かれている。今年の全人代胡錦濤国家主席共産党総書記)の後継者候補である習近平氏を国家副主席に起用する節目の大会で、胡政権の揺さぶりをねらった可能性も大きい。

 中国をある程度ワッチできる人ならそれを思う。基本的に中国で起きる、対外的に関心を引く騒動というのは中国国内の問題なのだ、日本バッシング騒ぎ同様に。

外国メディアの現地入りを原則禁止するなど当局が厳しい情報統制を敷いているため、実情はよくわからない。

 さすがにチベットは難しいかもしれないが、北京では統制はできない。そして統制ができないグローバルなたがとして、ちょっと陰謀論めくけど、YouTubeがある。私はYouTubeの資本的な背景になにかあるんじゃないかと疑っている。