まその
⇒ソフトウェア技術者としての残り時間 - naoyaのはてなダイアリー
自分は残った時間で何を選択して継続すべきか、そういう岐路に立っているのだと思います。京都に来て一週間が経とうとしています。何を選択するかを考え続けたり、ライフワークとして何か継続するための土地としては悪くはないな、と感じています。何が自分にそう思わせるかについては、まだ自覚的ではありません。
ま、それはそれとして。
ソフトウェア技術者としての残り時間というのと、人としての残り時間、というのは、ちょっと違うというか大きく違うというか。
後者が前者より30代後半から大きくなるのだろうと思う。
あと、意外と、脳はボケない。
よくネガコメで、私のことをボケとか言う人がいるけど、まあ、その人からは私が老人惚けに見えるというのは否定しないけど。
「老い」の感覚はむしろ、人生長くなってしまった学習効果のマイナス面にある。スティーブンジョブスとかの10代から知っているとそれなり見方は変わるというか、皮肉なものになるし、そこは「老い」めいている。
身体は衰える。注意力は全体的には散漫になる。というか、意識が集約されないほど人生にはまり込んでしまう。
性欲は衰える。なんか阿呆なことを言っているようだが、これは楽といえば楽。そして、けっこうな男が性欲とアル中でダメになる。あと、カネに取り憑かれてもダメ。というか、カネは人生の可能性のように見えるだろうけど、基本的にカネなんてものは残り人生と世間様との相関なんで絶対的な限界がある。
ま、言うだけ誤解されるかもだけど、脳はボケないというのは、ちょっと自分でも驚き。それがボケだろとかいうネガコメを受け入れるけど、実感としてこの内的な感覚は不思議なくらい。
追記
スティーブンジョブス⇒Steven Jobs Making Move Back to Apple - New York Times