朝日社説 支持率低迷―道路改革なしに展望なし : asahi.com:朝日新聞社説

 郵政民営化のような派手な政策で党内に「抵抗勢力」をつくりだし、改革を演出する。そんな小泉元首相のような芸当のできる福田氏ではない。むしろ、小泉内閣官房長官として発揮した調整力や官僚を使いこなす能力が、福田氏の持ち味である。
 だが、官房長官としてはその持ち味を生かせたとしても、首相となればそれだけでは足りない。大きな方針を示し、それを実行する力こそが求められる。

 朝日にしてもやっぱり小泉が良かった、と。

 しかし、支持率低迷の大きな原因は何か。そのひとつが道路特定財源の問題であることはまちがいない。
 世論調査を見ると、ガソリン税などの高い暫定税率を延長することへの反対が59%、道路特定財源一般財源化への賛成が59%にのぼる。「10年間で59兆円」の道路計画を減らすべきだと答えた人は71%と圧倒的だ。

 強引な展開。支持率低迷は景気でしょ。そして世論調査で道路だけ取り出しても。