毎日社説 社説:先進国経済変調 まず自分の庭をきれいに - 毎日jp(毎日新聞)

 現状を放置すれば、世界同時不況に陥る危険性があるということだ。適切な行動が必要なことは間違いない。こういった時、政策協調ということが言われる。しかし、まずやるべきことは、自分の庭をきれいにすることだ。何をやるかははっきりしている。

 とかおっしゃるけど。

 米国はサブプライム問題で抜本策を取ることだ。政策金利の引き下げや需要追加策だけでは不十分だ。欧州がインフレへの警戒を強めていることは正しいが、雇用構造の改革などへの努力は続けていくべきだ。

 どこがはっきりしているのだろう? 政府資金を投入して連邦の赤字を膨らませてさらにドルを下げよってか? あるいは雇用改革で中国バッシングでもする? 

 日本は景気減速の影響を最小限にするため、個人消費強化を図ることだ。最も効果的なのは賃上げである。中小企業の下請け代金の適正化なども効果がある。家計の取り分が増えれば物価上昇下でも消費の減退を抑制できる。

 賃上げできるのは一部の輸出向けの企業だけ。でもやったほうがいいのだけど、格差はぐーんと広がるよ。下請け適正化とかすると海外移転が進んでさらにつぶれる。

最近の円高原油穀物などの市況高騰を緩和する。経済のファンダメンタルズから大きく外れない限り、円高は基本的に経済にプラスであることを忘れてはならない。

 円高というよりドル安なんで元に影響するのをお忘れ無く。
 円高がプラスになるには、国民生活のベースの部分が豊かになる構造がないとだめ。単純なはなし輸入品を生かす仕組みをつくらないと。だけど、世論を鎖国的に対外恐怖にしている現状はそのまったく逆。