産経社説 【主張】イージス艦衝突 海自は緊張感欠いている - MSN産経ニュース

 この問題も、問題の所在がよくわからないのだが。

 イージス艦側が緊張感を欠いていたと断じることはできないが、海自にそうした批判を受けざるを得ない事件、事故が続発しているのも事実だ。
 昨年12月には海自のイージス艦情報流出事件で、海自艦艇開発隊に属していた3佐が日米相互防衛援助協定に伴う秘密保護法違反容疑で逮捕された。この事件での事情聴取は延べ約800人に及んだ。浮き彫りになったのは、米国が提供したイージス情報が重要機密であることへの意識の希薄さであり、情報管理のずさんさだった。
 同時期には、横須賀基地に停泊中の護衛艦「しらね」で射撃管制を担う最重要区画の戦闘指揮所から出火し、指揮所が全焼している。海幕の内部調査によると、隊員が缶入り飲料などを冷やしたり温めたりする「保冷温庫」を無許可で持ち込み、これが異常過熱した可能性が高いという。

 このところ静かだが以前の化学プラント火災のような背景があるようにも思える。