朝日社説 「肝炎和解案」―解決へさらに知恵を : asahi.com:朝日新聞社説

 良い社説だと思う。というか、私は日和って書かないことに決めていたのだった。

 福田首相の政治決断を期待していた原告らの落胆は理解できる。
 しかし、ここまで来て和解の道を閉ざすのは得策とは思えない。
 C型肝炎の責任の範囲について、地裁の判断はバラバラだ。審理は高裁に移っているが、最終的に最高裁で結論が出るには、なお数年はかかるだろう。
 C型肝炎は肝硬変から肝臓がんに至る可能性が強い。決着は早ければ早い方がいい。それには和解の道しかない。

 せっかくの和解協議をつぶすのは惜しい。原告、被告双方と裁判所はさらに知恵を絞ってほしい。

 そう思う。朝日も仲介に買って出てはどうかと思うが、ただ、そんなことをいうといろいろバッシングはされそうな予感もする。