読売社説 医療関連予算 機械的削減の限界が露呈した : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 コメント欄で放言が過ぎるのではないか、その言葉遣いはなんだとお叱りを頂くけど、こうした社説を読むと放言がこみ上げてくる。まあ、今日は書かない。というか、今後も書かないかもだけど。
 なんの話かと読むと。

 新たな歳出抑制策はその場しのぎのものしか浮かばず、前年までに決定していた医療費抑制策は先送りする。これはもはや、機械的削減路線の限界がはっきりした、ということではないのか。
 無論、社会保障費が野放図に膨張せぬよう、厳しく監視しなければならない。だが、超高齢社会に必要な予算はきちんと確保すべきである。
 それには消費税率の引き上げが避けられないことは明白だ。その議論を先送りしたままでは、社会保障の予算編成は毎年、迷走することになろう。

 ちょっとこの議論はないんじゃないだろうか。
 ところで。

 救急医療や産科、小児科など、勤務が過酷で医師不足がより顕著な分野に配慮すべきだ、との声が、今回の引き上げにつながった。

 このあたり実態はいろいろありそうだ。
 先日クロ現で深夜小児科を扱っていたが、親の一部は、医療を24時間コンビニ的に捉えているようだった。つまり、昼間は増えてないのに夜が増えている。しかも子供の総数は減っている。もっともそうした常識のない親を責めてどうというのもあるが、いろいろディテールというのはあるので、聞屋さんは地味に世間を歩いて取材してほしいものだ。