産経社説 【主張】中東和平会議 国際社会は新たな関与を - MSN産経ニュース

 毎日の社説よりは穏当。というか重要な指摘をきちんと書いている。

今回の会議には、アラブ連盟(21カ国とパレスチナ)が加盟国の参加を決め、参加を渋っていたサウジアラビア、シリアも直前になって出席を決めた。イスラエルアラブ諸国が参加する中東和平国際会議は、マドリード会議以来16年ぶりのことだ。
 背景に、穏健派アラブ諸国を味方につけ、核開発疑惑などで強硬路線を続けるイランへの包囲網を築きたい米国の思惑や、イランの地域覇権に対するアラブ諸国の警戒感の高まりなどがからんでいるとも指摘される。

 このシリアの会議参加がけっこう重要なキーになる。そして大枠ではイランの問題だ。毎日新聞がいうような「アラブ・イスラム世界との関係」というのはそう簡単な関係ではない。