おセンチ的
もともとブログだのこの日記も長い遺書みたいなつもりで始めた。あらかた言い尽くした感じするし、言えないことって多いなとも思う。言えないことは言えないで、自分はこの世界から消えていくのだろう、ま、しかたないなと思う。
ぼんやりと先日夜の街を見ながら、自分が20代後半から30代のころに見た、50代の人のことを思った。彼らはもう70代。五木寛之とか野坂昭如もけっこうな歳だ。ということは、20代後半から30代のころの人が、私の歳になるころ、私は生きていてももうべたな老人だろうし、何も語ってもいないだろう。死んでしまっているならまさに何も語らない。というか、そういう衰退の道を今歩み出している。
ブログに何かを残したいとも思わなくなった。まあ、多少時代資料的なものはあるかな。あと誰かの心に残っていたいと思わないわけでもないが、そういう思いもむなしいだろう。